専門性評価★★★★★ 実践度評価★★★★★ 改善度評価★★★★

49歳主婦 パート勤務

分類:更年期障害・夫婦問題

「更年期症状が重く、体も心もへとへと、ガタガタ」

夫は全く理解してくれない、別居も思案中、3回ほど妊娠したのですが、全て流産してしまいました。ですから子供はいません。私は25年前から働きに出で、現在近所のスーパーで野菜売り場の担当をしています。毎日たくさんの野菜がトラックで入荷し、倉庫への搬入から選別、カット分け、トレイパック詰め店出しまで4人のパートでこなしています。若いときと違い最近は力仕事がだんだんきつく感じられるようになってしまいました。それと5~6年前から更年期の症状が現れ、発汗やめまい、肩こりや背中痛、不眠もひどくなり困っています。夫は中古車の販売業を自営でしており、毎日遅く帰ってきます。炊事,洗濯、買い物、ゴミ出しも全く手伝ってくれません。毎週水曜日の休みはほとんどゴルフか友達と歓楽街の行きつけの飲み屋に出かけ家にいません。夫のお母さんが要介護5でほとんど寝たきりの状態で昼間は、ヘルパーの方にお世話になっていましたが、夜食事を終えたら7時頃から、ほとんど毎晩11時頃まで、8年間、下のお世話や着替え、体拭きなどをこなしていましたが、昨年なくなりました。生活が落ち着いたら夫婦で温泉や旅行、カラオケでも一緒に行こうと言っていた事は夫の頭の片隅にも残っていないようです。施設で一緒だった女友達が隣町に住んでいて、時々行き来して2人でおしゃべりをして過ごしています。経済的には夫婦共それぞれ働いていますので人並みの生活は出来ています。それともう5年間も、セックレスで、夫は全く求めてきません。病気でも性的不能者でもないのに、全く求めてこないのは、私に対する愛情がもう冷めてしまったのか外に誰か付き合っている女でもいるのだろうと、最近考えるようになりました。離婚して最近再婚した職場の同年代の友人にそのことを話すと、私の前の夫もそうだった、だから離婚して最近、バツイチ同士で再婚したけど、今度の主人はとても優しく家事も手伝ってくれるし、セックスも毎晩のように求めてくるくらい元気で週3回までに我慢してもらっているのよ、と嬉しそうに話していました。私が施設育ちだった為、夫の母親が私との結婚を猛反対したのに、私と結婚してくれた夫を裏切れない気持と、更年期障害で心身がへとへとの状況、そしてこれからの人生の事を考えると、離婚してしばらく1人で気楽に生活してみようかなと真剣に考え、友人に相談したら、一度人生相談で知られている『あおぞら』さんに相談してみたらと、インターネットで電話番号や相談所の場所を調べてくれて印刷したものをもらいました。早速電話をして見ましたら、更年期障害に詳しい健康整体師の資格を持った心理カウンセラーがおりますのでご心配なくご相談にいらっしゃって下さい、と何か温かみを感じさせる応答をしていただき、早速相談の予約をしました。翌週、仕事がお休みの日の午前10時「あおぞら」さんに到着しすぐ相談室に案内していただきました。とても穏やかな感じの年配のカウンセラーの方が待っておられ、『私は更年期障害の方のお悩みのご相談をこれまで多く担当してきて、皆さん今、とても元気にお暮らしです。健康整体師の資格も持っており、、その点でもいろいろサポートさせていただけると思います」何か安心感を感じ『よろしくお願いします』と自然に言えました。家庭の状況、仕事の事、友人との交流、そして夫の人柄や最近の様子、それに対する自分の素直な感情、不安、怒り、不信感それに沿った私の行動や更年期障害を含めた身体症状も話しました。私の話に大きくうなずきながら、1枚のシートにテキパキと絵を描くようにメモされていました。一通り話しが終わった段階で、シートを広げられて相談内容を中心とした様々の人、状況そしてそれぞれの思い、悩み、感情など相関関係について説明していただきながら、良くここまでもったなー、頑張ってきたのかな、という思いと、結婚した当時の二人の絆はどこに行ってしまったのだろう、と様々な思いが交錯し、思わす涙がでてしまいました。カウンセラーの方が「家事とお仕事をこなしながら、そしてご主人のお母さんの介護もされ、本当に頑張ってってこられたのですねー』暖かいねぎらいの言葉に涙が止まりませんでした。カウンセラーさんが『○○さん、ご主人とはこのことで話し合いか何かされましたか?』と聞かれ「1度だけ夫の母が亡くなった1ケ月位過ぎた頃、夜食事の後、話しましたが怒って何にも言わず家を出て行ってしまってそれっきり話していません」「分りましたそれではこれから、今回の悩みの原因とその改善、解決方法を探る為、現在発現している貴方様の気質の調査と問題に対する対応力などを測定しますので、思ったまま答えて下さい、と言われ、言われる通り、取り組みました。測定が終わった段階で丁度お昼の時間になって『○○さん食事休憩に入ります、午後1時になったら又ここでお逢いしましょう」と言うことで相談室を後にしました。1時になって相談室に着きますと、すでにカウンセラーさんが待っておられ、早速午前中の発現気質と悩みに対する、対応力についての測定結果を話していただきました。現在『粘着気質」と「自閉気質』と『不安気質」がご覧の通り特出しています。○○さんはきまじめで責任感が強く、冷静に物事を判断しながら前進しますが、自分自身が納得しないと前にすすまないところがあります。人に押し付けるところがありますので相手の気持ちを確認、尊重しながらすすめたほうが良いようです。信頼できる支援者を持って相談しながらすすめてください。神経質で心配しやすく、物事をマイナス方向にとりやすい面があり、妄想を持ちやすいので必ず定期的にストレス環境から離れる為、温泉でも旅行でもして気持を切り替えるようにしてください。話を聞きながら全くその通り、どうしてこんなに良く私の事がわかるのか感心してしまいました。さらに悩みの対応力についての13項目の測定結果は『自己解離度が高い』『自己否定度が高い』『自己抑制型行動特性度が高い」以上ですが、自己解離度が高い方は重大な問題を抱えて困っていても、困っている自分とそれを冷静に観察している自分が二人に分かれているので、危機意識がなく、どうせ駄目だろうと思っていまう、これは幼児期にかなり悲しい出来事や絶望感を味わった方に多い現象です。自己否定感が高い方は、自分の不幸せや苦しみから脱却しようという意欲が弱く、その原因は幼児期又は胎児期に親に対する否定感から発生する場合がい多いです。自己抑制度の高い方は自分の気持を中々表にも出さない、いい子で通そうとする方が多いようです。全て合致している、あまりにも測定結果が自分に合致しているので恐いくらいだった。「何歳の時施設に預けられましたか?』『3歳の時です』『その時のお母さんの顔は覚えていますか』『はっきり覚えています、』『泣きながら母を追いかける自分に向かって、母も泣きながらしかし恐い顔で睨んで、ついてきちゃ駄目ー、と大声で言いながら母は,走っていきました」カウンセラーの方は私の話を聞きながら涙ぐんで『つらかったですねー』と言ってハンカチで顔を覆っておられました。『お母さんとはその後会ったことはありますか?』『いえ会いたいとは思いません」『本当ですか」・・・・「いえ、会いたいです」「そうですね、お母さんと会いましょう。会ってその時の事情を聞いてお母さんを許してあげましょう」「その言葉に私は声がでず、号泣していまい、しばらく何も話せませんでした」今回のご主人との問題は、○○さんの幼児期での心傷体験が大きく影響している事は間違いないと思います。「私もそう思います」それではこれから幼児期にとてもつらい、又は恐い体験をされた方がそのことから、開放され新しい自分で再出発できる「前世代イメージ法」を用いたいと思います。それでは○○さんお母さんと会いましょう・・・カウンセラーさんの優しく、温かみのある言葉で私は信じられない過去の世界の中に入っていくことが出来ました。そこで、夢にまで見た母と対面する事が出来、、私をどうして捨てたのか事情を聞きました。当時事故で下半身を失った父がそのショックでアル中になり、錯乱していた父から私を守る為やむなく施設に預けた事、お金をためて出来るだけ早く迎えに行くつもりだったが働いていた先で病に倒れそのまま病院で死んでしまった事を話してくれ、私を強く抱きしめ貴方の事は死んでも忘れていない、愛おしい、愛おしい、貴方の幸せをずーっと願っているよ」・・・・・・・「あおぞら」さんを出たとき、街は夕暮れが迫り、行きかう人も足早に歩いていました。私の心は決まっていました。夫と話し合い、母の事も話したい、夫への感謝の気持ちも伝えたい。家に着いたら、夫が夕食の準備をしていてくれていた。私の好きなアジフライまで上げて、玉子焼きにかぼちゃの味噌汁、そしてさしみの盛り合わせまでテーブルにのっていた。「父さんどうしたの、」「いや、お前のお母さんとおれの母が一緒に俺の枕元に夕べ来てナー、お前の事を頼む、一緒に仲良く暮らしてくれと言ってな・・・」夫の声は途中で声にならず泣いていました。その晩は夫が5年ぶりに私をしっかり抱いてくれ、いとおしんでくれました。「あおぞら」さんありがとう。二人のお母さん本当にありがとう・・・・

「希望への道」あおぞら
「希望への道」あおぞら

 

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